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共生社会とは性別や国籍の違い、障がいの有無にかかわらず,多様な人々が対等な立場でお互いを尊重し,支え合って共に生きていく社会のこととされています。フェニーチェ堺はその第一歩として、人々がお互いに関心を持ち、理解を進められる機会があってほしいと考えました。「表現のフシギ展」はアートを入口として知的・発達障がいのある方の個性や特徴に触れ、似ているところや違っている点をフラットに感じ、考えられる場でありたいと思います。願わくば鑑賞される皆さまには、このようなアート作品がどのようにして生まれ、社会との接点を持つのか、その営みにまで思いを馳せていただけたら幸いです。
※やむを得ない事情により展示内容等が変更となる場合があります。
「表現のフシギ展」開催期間中の9/25(金)に、小ホールで映画上映とトークセッションを実施します。
※未就学児入場不可
⇒鑑賞の申し込みは本欄の下段から(7/29(水)16:00より)

独創的なアート作品を生み出し続ける障害者施設「やまなみ工房」 。いま彼らの作品はアメリカやヨーロッパのアート市場を中心に世界的な注目を集めている。工房に通所するのは知的障害や精神疾患を持つアーティストたちだ。彼らは実名で登場し、その日常が包み隠さず描かれている。作品がいつ完成するのか、それは彼ら自身にもわからない。作品が誰にどう評価されるのか、彼らはまるで関心がない。ただ衝動のままに創作し続ける彼らの姿がそこにあるだけ。ひとつ事実として言えるのは、作品が彼らと他者との確かな結節点となっていることだ。アウトサイダーアートに造詣の深いジャーナリストや美術関係者へのインタビュー、障害を持つアーティスト自らが語る「精神状態と創作の関係性」など、彼らの切実な表現欲求の根源を探るドキュメンタリー映像。
©PR-y

やまなみ工房施設長。1967生まれ。高校卒業後、さまざまな職種を経た後、1989年5月から、障がい者無認可作業所「やまなみ共同作業所」に支援員として勤務。その後1990年に「アトリエころぼっくる」を立ち上げ、互いの信頼関係を大切に、一人ひとりの思いやペースに沿って、伸びやかに、個性豊かに自分らしく生きることを目的にさまざまな表現活動に取り組む。2008年5月にやまなみ工房の施設長に就任し、現在に至る。

1979年生まれ。音や声、言葉を手がかりに、人と人が関わり直す場を作品として各地で創出してきた。ケア、コミュニティ、教育、アートの現場を横断しながら、「住み開き」に始まり、「コミュニティ難民」を経て、「当事場」へと展開する一連の概念を提唱し、実践と執筆を往復している。主なプロジェクトに「東京カスタムドラムセット」(東京芸術劇場)、「ラジオ下神白」(福島県いわき市)、「声の質問19」(東京都足立区)など。著書に『住み開き増補版』(筑摩書房)、『コミュニティ難民のススメ』(木楽舎)、『当事場をつくる』(晶文社)、『想起の音楽』(水曜社)ほか。サウンドプロジェクトSjQ++でアルス・エレクトロニカ賞準グランプリ、音源作品『福島ソングスケイプ』でグッドデザイン賞受賞。滋賀県立大学大学院満期退学、博士(学術)。近畿大学文芸学部准教授、本と音楽のお店,ときどきゼミ〈とか〉オーナー。
画像提供:まえとあと 撮影:平林克己
展示:フェニーチェ堺 交流・創作ガレリア
映画:フェニーチェ堺 小ホール
※駐車台数が限られています。公共交通機関をご利用ください。
展示、映画ともに無料(映画は事前申し込みが必要)
フェニーチェ堺
社会福祉法人やまなみ会、一般財団法人たんぽぽの家、社会福祉法人わたぼうしの会、社会福祉法人ユウの家