◇フィルハーモニクス ウィーン=ベルリン
オーケストラ界の2つの頂点、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとその仲間たちによる、魅惑の凄腕アンサンブル。超絶テクニックをベースに、クラシック、ジャズ、ラテン、ポップスなど多彩なジャンルの音楽が持つ本質とエッセンスを融合させ、才気溢れる新たな解釈で披露するクラシック・シーンのエリートたちが『魅惑のダンス~私のお気に入り』と『オブリヴィオン~美しきロスマリン』の2枚のアルバムをリリースし、聴衆を熱狂させてから早くも6年。3人のメンバーが交代し、更にパワーアップした「Philharmonix」は既にグラモフォンから2枚のアルバム『PHILHARMONIX The Vienna Berlin Music Club』Vol.1と 2をリリース、今や世界中の音楽ファンからで引く手あまたである。
◇ノア・ベンディックス=バルグリー(ヴァイオリン)
米国出身。ベルリン・フィルの第1コンサートマスターを務め、ソリストとしても活躍。クレズマー音楽をライフワークにする。Philharmonix一番のナイスガイといわれている。
◇セバスティアン・ギュルトラー(ヴァイオリン)
オーストリア生まれ。元ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の第1コンサートマスター。Philharmpnixでの演奏中、トランペッターや歌う鳥に扮することもある。
◇ティロ・フェヒナー(ヴィオラ)
ウィーンに住むドイツ人。ウィーン・フィルのメンバー。自転車競技者としてはプロ級の腕前のほか、隠れた絵の才能も誇る。ステージ上で一際眼を引く赤いスーツがトレードマーク。
◇シュテファン・コンツ(チェロ)
ウィーン生まれ。ベルリン・フィルのメンバーで「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」しても活躍。編曲のほか作曲でも才能を発揮。常に速いテンポでの演奏を好み、全くの疲れ知らずと言われている。
◇エーデン・ラーツ(コントラバス)
ブタペストでハンガリーのフォルクローレを演奏する一族に生まれる。ウィーン・フィルの首席奏者、ソリストとしても活躍。驚くばかりの超絶技巧の持ち主で、King of Bassと言われている。
◇ダニエル・オッテンザマー(クラリネット)
ウィーン生まれ。父エルンスト(2017年に逝去)と同じくウィーン・フィルの首席奏者。ソリストとしても活躍する。弟アンドレアスもベルリン・フィルの首席。PhilharmonixのCEO的存在、サッカー好きでのんびり屋さんでもある。
◇クリストフ・トラクスラー(ピアノ)
オーストリア生まれ。ソロ・ピアニスト、室内楽奏者として活躍し、シュターツカペレ・ハレでマンフレート・ホーネックやラルフ・ワイケルトと共演した。D.オッテンザマーとは子供の頃から音楽、サッカー仲間。Philharmonixでは複雑なスケジュール管理を担う。